2010年7月2日(金)

東芝、新型2次電池開発を加速
 東芝は、三菱自動車と共同開発している電気自動車用の新型2次電池の開発を加速化させる。車載用だけでなく、スマートグリッドなどの電力貯蔵用のシステムとして量産する計画。


2010年7月5日(月)

日立、三菱重工らが水力事業で合弁会社設立
 日立製作所と三菱電機、三菱重工業の3社は、水力発電システム事業を統合し合弁会社を設立する。日立が50%、三菱2社が50%の出資比率で10月1日の設立が予定されている。


2010年7月6日(火)

分散型電源の遮断システム実証
 中国電力と日本電気は、共同で開発している分散型電源用遮断システムの実証試験を中国電力のエネルギア総合研究所構内で開始した。電力線通信を利用し転送遮断するシステムの開発は世界で初めて。2年程度の実証試験を行い、事業化に結びつける。
明電舎がメガソーラー受注
 明電舎は、東京電力が山梨県甲府市に建設する太陽光発電所向けに、1万kWのメガソーラー発電システムを一括受注した。東京電力と山梨県が共同で建設する発電所で、12年の運用開始予定。


2010年7月7日(水)

ヤンマーがバイオガスコージェネを導入
  ヤンマーエネルギーシステムは佐賀市の下水浄化センターに消化ガス発電設備を導入する。センターで発生する未利用の消化ガスを燃料に、25kWのバイオガス仕様マイクロコージェネ16台設置し、発電と同時に排熱を有効活用する。


2010年7月8日(木)

科学技術重要施策アクションプランまとめる
 総合科学技術会議は、「11年度科学・技術重要施策アクションプラン」をまとめた。グリーンイノベーションでは燃料電池やリチウムイオン電池、太陽光発電、スマートグリッド、木質バイオマスの開発などを特に取り組むべき課題に取り上げている。
九電の風力連系に応募殺到
 九州電力は、風力発電の系統連系希望者の応募状況をまとめ発表した。一般枠には17万kWの募集に対し28万5100kW(17件)の応募があった。
リ電池と太陽光システム実証開始
 パナソニックは、リチウムイオン蓄電システムと太陽電池を組み合わせたシステムの実証試験を開始した。来年度からの事業化を目指す。太陽電池パネル(2.8kW)と開発中のリチウムイオン電池(6kW時)を組み合わせて試験を実施する。


2010年7月9日(金)

リ電池システムのレンタル販売開始
 エネサーブは、エリーパワーと共同開発した多機能次世代型の大型リチウムイオン電池システムのレンタル販売を開始。50kW時のリ電池を搭載、インバーター、システム制御盤と組み合わせ電源装置として使用する。24時間の遠隔監視も行う。月額のレンタル費用は20万〜30万円の見込み。
東ガス、エコジョーズ2機種発売
 東京ガスは既設集合住宅向けに、取り替えが容易にできる高効率ガス給湯器「エコジョーズ」2機種を発売した。既存の追い炊き用の配管を利用することで専用配管が不要となり、従来型の風呂給湯器を利用している集合住宅でも容易に取り替えができる。供給エリア内にある約150万件が対象。
環境省が排出量取引で方針示す
 環境省は、中央環境審議会の国内排出量取引制度小委員会で、同制度で企業の排出枠を設定する場合に、実際に排出するCO2だけでなく製造する省エネ製品などが流通・利用されることによるCO2削減効果も反映させるという方針を明らかにした。


2010年7月12日(月)

三菱重工、排出権を移転
 三菱重工業は、ブルガリアで展開している風力発電事業によるCO2排出権を日本に移転した。09年12月までのCO2約12万トン分のクレジットで、日本とブルガリア両国の温暖化ガス削減共同実施(JI)案件として実施しているもの。


2010年7月13日(火)

川重がバイオガス化の実証を完了
 川崎重工業グループのカワサキプラントシステムズは、高知県仁淀川町で取り組んでいたバイオガス発電の実証試験を完了したと発表した。木質バイオマスガス化発電システムとペレット製造設備を使う低カロリーガス燃焼技術を採用したシステムで3年間の実証運転を行った。


2010年7月14日(水)

CSFとEVEXが閉幕
 パシフィコ横浜(神奈川県)で「クリーン発電&スマートグリッドフェア」(CSF)と「電気自動車開発技術展」(EVEX)が開催された。太陽光や風力などのCO2ゼロ発電、スマートグリッドに必要なハード・ソフトに関する技術や製品が出展され、電気自動車の技術情報が発信された。
海藻からエタノールを生産
 東北大学農学研究科の研究グループと東北電力は共同で、海藻から効率よくエタノールを生産する技術を開発した。海洋で最も生産量の多い大型海藻であるコンブなどの褐藻類を利用してバイオ燃料、バイオエタノールを生産する。


2010年7月15日(木)

09年度RPS義務、全社が履行
 資源エネルギー庁は09年度のRPS法の義務履行状況をまとめ、全ての対象となる電気事業者が義務量を達成したと発表した。義務量の総量は91億7007万kW時だった。
08年度東京都の排出量は2.4%減
 東京都環境局は、08年度の都における温室効果ガス排出量をまとめ公表。温室効果ガス排出量は6万6200トン/CO2で前年度比2.4%減。00年度比では7.1%の増加となった。


2010年7月16日(金)

京都市で次世代EVプロジェクト設立
 京都市と日産自動車、三菱自動車工業、堀場製作所は共同で、電気自動車の普及と利用システムの開発などに連携して取り組む「次世代EV京都プロジェクト」を立ち上げた。充電設備の設置場所や使用状況などの情報提供システムを開発し、利用環境の整備を図っていく。
明電シンガポールがマイクログリッドを一括受注
 明電舎の現地法人である明電シンガポールは、シンガポール科学技術研究庁が計画するマイクログリッド実証プラントを一括受注した。電力研究センター内にマイクログリッド(太陽光発電、風力発電、リチウムイオン電池など)を建設。実際に連系して実証研究する。


2010年7月20日(火)

ホンダ、電気自動車を12年に発売
 ホンダは次世代環境自動車として開発を続けてきたハイブリッド車や燃料電池車に加えて電気自動車も開発し12年から販売する。これに併せ、実証実験を、熊本県と埼玉県で年内に開始する。
日産ら、充電器整備で協力
 日産自動車は、全国の日産ディーラーでEV用充電設備の工事の取り次ぎを行うことにした。12月から販売を予定しているEVの納期にまでに、充電器の設置工事も完了させる。


2010年7月21日(水)

茨城県で洋上風力システム運開
 富士重工業と日立製作所は、共同開発した2千kWの大型風力発電システム7基を、国内初の港湾外洋上風力発電施設「ウィンド・パワー・かすみ風力発電所」(茨城県)に納入、本格的な稼働を開始したと発表した。


2010年7月23日(金)

経産省が買い取り制度の大枠を発表
 経済産業省は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度の大枠を決め公表した。対象を風力、地熱、中小水力、バイオマスなど実用化されている再生可能エネルギー全種に拡大。太陽光を除いて一律15円から20円/kWhで15年から20年間買い取る。詳細は、環境税や排出量取引制度などの検討に合わせて政府内で調整して決める。
チュニジアで集光型太陽光複合発電を共同実証へ
 経済産業省は、チュニジア国政府と太陽熱発電に関する共同プロジェクトの実施について合意した。太陽熱複合発電(タワー式の集光型太陽熱発電とGTコンバインドサイクル発電の複合発電)。太陽熱発電としては、「サンシャイン計画」以来36年ぶり。海外では初めてのナショナルプロジェクト。


2010年7月27日(火)

NEDOが「再生可能エネルギー技術白書」
 NEDOは、再生可能エネルギーの最新動向について調査・分析を行った「再生可能エネルギー技術白書」をまとめウェブ上で公開した。エネルギー源別に開発状況などをとりまとめるとともに、スマートグリッドについてもロードマップ化した。


2010年7月28日(水)

「低炭素社会におけるガス事業」で検討会
 経済産業省は、「第1回低炭素社会におけるガス事業のあり方に関する検討会」を開催した。天然ガスの利用拡大や高度利用の方向、また、ガス事業のエネルギーサービス事業への展開やコージェネ、スマートエネシステムのあり方などが検討課題。


2010年7月29日(木)

パナソニック電工と三洋電機を完全子会社化
 パナソニックは、パナソニック電工と三洋電機の2社を、11年4月をメドに完全子会社化する。グループの結束を一層強化し、中期計画や創業100周年ビジョンに掲げる「環境革新企業」を目指す。
シャープが英国の太陽光生産能力を倍増
 シャープは、英国にある生産拠点であるSUKMの結晶太陽電池の生産能力を倍増し、年間50万kW体制にする。欧州での旺盛な需要に対応するため製造能力を拡大する。


2010年7月30日(金)

日揮、CO2回収・除去技術を共同実証
 日揮は、国際石油開発帝石およびドイツの化学メーカーであるBASF社と共同で、天然ガスに含まれるCO2の効率的な回収・除去に関する新技術の実証試験を行う。CO2吸収性が高く、高圧状態でもCO2が回収可能な溶剤の実用化に目処をつけた。