2010年2月1日(月)

川重、神戸工場に5千kWのGE設備導入
 川崎重工業は、世界最高水準の発電効率48.5%を誇る同社のグリーンガスエンジンを搭載した5千kWの自家発電設備を神戸工場に導入、運転を開始。発電電力は全量を工場内で使用してエネルギーコストの削減を図る。ユーザーへの提案に利用するモデルプラントとしても運用していく。
東電が川崎で熱供給事業
 東京電力は天然ガス火力の排熱を回収し、年間約30万トンの蒸気を川崎市千鳥・夜行地区コンビナート内の10社に蒸気供給する事業を開始。06年度から日本触媒、旭化成ケミカルズの3社で事業会社「川崎スチームネット」を設立し、準備を進めていた。
日産自、旅館にEV用充電インフラ整備
 日産自動車は、旅館やホテルなどの宿発施設に電気自動車(EV)用の充電インフラを整備する。組合員数が1万8千軒ある全国旅館生活衛生同業組合連合会と連携して充電インフラを整備していく。


2010年2月2日(火)

横浜市で太陽熱給湯システムを実証
 東京ガスと横浜市は共同で、太陽熱利用給湯システムの実証事業を始めると発表。同市が再生可能エネルギーの導入などを進める「横浜グリーンバレー構想」で初めて企業との連携事業として行うもの。


2010年2月3日(水)

バイオマス基本計画策定に向け検討
 農林水産省は、バイオマス基本法に基づくバイオマス活用推進基本計画の策定に向けて、専門家会議を設置し第1回の会合を開いた。昨年制定されたバイオマス活用基本法に基づき、基本計画を検討することを目的にしている。
東ガスが自社ビルをZEB改修
 東京ガスは「ZEB(ネット・ゼロ・エネルギービル)」の実現を目指し、横浜市の自社ビルを改修する。太陽熱利用システムなどの再生可能エネルギーやガスコージェネ、GHPチラーの排熱を利用する空調システムなどを導入、1次エネルギー使用量を現状より16%、CO2排出量を19%程度削減。30年までに年間のエネルギー消費をゼロにする。
ホンダ、中国事務棟に太陽光発電導入
 ホンダは、中国の東風ホンダの事務棟の屋根に太陽光発電設備を導入した。ホンダソルテックが製造する薄膜太陽電池で、年間約10万kW時の発電量と約101トンのCO2削減効果が期待できるという。
昭和電工らがゴミ焼却炉の排熱発電実証へ
 昭和電工と環境プラントエンジニアリング企業のプランテックは、廃棄物焼却炉の排熱を利用する熱電発電の実用化に向けた実証試験に着手。昭和電工が開発した熱電変換モジュールを使用、プランテックが施工した焼却炉に熱電発電モジュールを設置し、実証試験を行う。


2010年2月4日(木)

リンナイが世界初のハイブリッド給湯器発売
 リンナイは、ガス高効率給湯器「エコジョーズ」と電気式ヒートポンプを組み合わせた世界初のハイブリッド型給湯器を4月に発売すると発表。通常はヒートポンプで沸かしたお湯を使い、大量に必要な場合はエコジョーズを併用するというように、使用状況に応じた熱源切り替えができる。


2010年2月8日(月)

地熱発電所を増出力して運転
 電源開発は、宮城県大崎市の鬼首地熱発電所の増出力工事を終え営業運転を開始した。2500kWの出力増となり、計1万5千kW。
未利用エネを利用するジェネリンク開発
 東京ガスと日立アプライアンスは、吸収式冷凍機とボイラーによる従来の空調システムと比べ、高い暖房COPを実現した「蒸気焚き高効率2重効用吸収ヒートポンプ・ジェネリンク」を開発。下水処理水や河川水、地下水など10〜30度C程度の未利用エネルギーを冷暖房用に利用できる。


2010年2月9日(火)

エネルギー基本計画改定へ
 経済産業省は3年ごとに見直すエネルギー基本計画について、新たに委員会を設置して検討作業を開始した。新政権が掲げる25%削減の中期目標や、新成長戦略を反映する新しい基本計画を策定する。
コスモ石油がエコ・パワーを買収
 コスモ石油は、荏原製作所の子会社で日本の風力発電事業のパイオニア企業であるエコ・パワーを買収して子会社化する。エコ・パワーは国内に25サイト、合計14万7千kW(130基・3月までの運転開始予定を含む)の風力発電を有する。
JVETS第3期分、CO2価格は800円
 環境省は、07年度に採択した第3期の自主参加型国内排出量取引制度(JVETS)の結果をまとめた。排出削減事業に取り組んだ61社で、目標を大きく上回る23%の削減実績を上げた。CO2削減量は38万2625トン。排出量取引は23件、3万4227トンで、1トンあたり約800円で取り引きされた。
集合住宅用と業務用に太陽熱給湯システム発売
 東京ガスは新築集合住宅と、店舗や公共施設などの業務用向けに、太陽熱利用給湯システムを開発した。集合住宅用は2月から、業務用は6月からそれぞれ発売を開始する。
神戸鋼、電力3社と高効率HP開発
 神戸製鋼所は東京電力、関西電力、中部電力の電力3社と高効率温水ヒートポンプを共同開発した。70〜90度Cの温水と5〜30度Cの冷水の同時供給を高効率で実現。総合COPは4.5と、従来のシステムと比べランニングコストやエネルギー消費量、CO2排出量が大幅に削減できる。


2010年2月12日(月)

低炭素投資法案を国会に提出
 経済産業省は、エネルギー・環境分野で新産業を育成するための支援措置を講ずることを目的に「エネルギー環境適合製品の開発及び製造を行う事業の促進に関する法律案(低炭素投資促進法案)」をまとめ、国会に提出した。


2010年2月15日(月)

スマートグリッドの実現に向け新組織
 経済産業省は、NEDOを通じてスマートグリッドなどを実現する「スマートコミュニティ」の推進母体となる「スマートコミュニティ・アライアンス」を設立、参加企業の募集を始めた。
2重効用吸収HPを発売
 東京ガスと日立アプライアンスは、冷房時に発生する排熱を暖房用の温水として有効利用する「蒸気焚き高効率冷温水同時供給2重効用吸収ヒートポンプ」を共同開発。排熱を活用することでさらに高効率化を実現し、冷暖房COP3.30を達成した。
豊田自動織機が柏崎市のEV実証に協力
 豊田自動織機は、新潟県柏崎市で行われる経済産業省の電気自動車(EV)コミュニティ実証事業に、重電設備の管理システムや通信機能付きの充電スタンドなどを供給するなど、実証事業に協力する。


2010年2月16日(火)

多結晶シリコンで世界最高効率を達成
 三菱電機は多結晶シリコン太陽電池セルで世界最高の変換効率となる19.3%と、薄膜シリコン太陽電池セルで業界トップクラスの変換効率14.8%も達成したと発表。


2010年2月17日(水)

日立、カナダ電力大手とCCSで協力
 日立製作所はカナダの大手電力会社、サスクパワーとCO2回収・貯留(CCS)技術を始めとする低炭素エネルギー技術分野で協定することを合意。サスクパワー社はCCS実証を進め、商用運転の実用化や低コスト化の実現などに取り組む。
明電舎が高効率パワコンを発売
 明電舎は、太陽光発電用で世界最高水準の変換効率97.8%を実現したパワーコンディショナーの新シリーズを開発、販売を開始した。シリーズ中250kWシステムを先行して製品化した。


2010年2月18日(木)

再生可能エネをテーマにセミナー開催
 日本エネルギー経済研究所は、「再生可能エネルギーをめぐる国際機関の戦略と日本の役割」をテーマにエネルギーセミナーを開催。再生可能エネルギーの国際的な普及活動を行うIRENA(国際再生可能エネルギー機関)の紹介などの講演が行われた。


2010年2月19日(金)

国内クレジットに71件を追加承認
 経済産業省は、国内クレジット制度の承認事業の追加などを発表。71件の削減事業の追加と84件の削減事業の申請。認証済みの国内クレジットは合計26件、約1万トンとなった。
1月の電力需要実績、前年同月比4.6%増
 電気事業連合会は1月の電力需要実績(速報)をまとめ、10社の販売電力量が前年同月比で4.6%増となったと発表した。産業用の大口電力は2カ月連続で前年実績を上回り10.7%、215億5500万kW時となったが、回復までにはまだほど遠い状況。
御前崎風力第1期工事が完了
 中部電力は建設中の御前崎風力発電所の第1期工事が完了し、2千kW×3基の風力発電が運転を開始したと発表。引き続き工事を継続、今年11月には2千kW×8基の風力発電が完成。中電が自社で事業用の風力発電所を建設したのは御前崎が初めて。


2010年2月22日(月)

風力発電について環境アセスの対象を提言
 環境省は環境影響評価法の改正に向けて報告書をまとめ、風力発電についても環境アセスの対象とすることなどを提言。国内の導入量増加に伴い低周波騒音やバードストライクが問題提起されているため。一定規模以上の施設をアセス対象に追加太陽光発電を環境施設として位置づけ。


2010年2月23日(火)

太陽光発電を環境施設として位置づけ
 経済産業省は、工場への太陽光発電の導入促進を目的に工場立地法の規制緩和を検討していたが、太陽光発電を敷地面積の25%以上の設置が必要な「環境施設」として位置づけ、環境整備を行う。
飯田市でメガソーラー発電所
 中部電力は、長野県飯田市と共同でメガソーラー発電所(1千kW)を建設。年間の発電予想量は約100万kW時。CO2削減量は約400トンが見込まれる。今年中に着工、11年の運開予定。


2010年2月26日(金)

松山太陽光発電所にメガソーラー増設
 四国電力は計画しているメガソーラーの建設について、既設の松山太陽光発電所(愛媛県松山市)を2回に分けて増設し、合計出力約4300kWの発電所とすることとした。
三菱重工、英国で洋上風力発電開発へ
 三菱重工業は、英国政府から最大3千万P(約42億円)の補助金を受け、大型洋上風力発電の開発に取り組む。三菱重工の欧州原動機拠点であるMPSEで500〜7千kW級の実証機を製作。