2007年12月3日(月)

東京都がキャップ&トレードを具体化
 東京都が国に先駆けて導入を検討しているCO2のキャップ&トレードの仕組みが明らかになった。今月下旬の環境審議会で原案を取りまとめ、10年度からの制度導入を目指す。


2007年12月4日(火

ソニー子会社がポイントでG電力購入可能に
 ソニーの子会社、ソニースタイル・ジャパン(杉山博高社長)は、運営するポイントプログラム「ソニーポイント」に、グリーン電力購入メニューを追加した。ソニーポイントでは個人でも、パソコンなどから1kW時単位でグリーン電力を購入できる。
丸紅が北米の風力発電事業に参入
 丸紅は米カリフォルニア州の風力発電開発会社、オーク・クリーク・エナジー・システムズ社が実施する第三者割当増資2150万ドルを引き受け132万株を取得、持ち株比率56.3%で子会社化する。
FTD燃料実用化に向け走行試験
 トヨタ自動車や昭和シェル石油、日野自動車などは、天然ガス原料のGTL(ガス・ツー・リキッド)を用いたディーゼル車用新燃料「FTD燃料」の実用化を目指した公道走行試験を、愛知県豊田市内で開始した。試験は08年3月まで実施。


2007年12月5日(水)

三洋電機、先進太陽光センター新設
 三洋電機は薄膜型の研究開発拠点として08年4月、岐阜事業所内に「先進太陽光発電開発センター」を新設する。08年度から3年間で約60億円を投資。家庭用電力料金並みの発電コストを実現した薄膜シリコン系大陽電池の量産に12年ごろから乗り出す。


2007年12月6日(木)

国内CO2クレジット創出へ
 中小企業などのCO2排出削減対策として排出量取引制度の導入の検討を行っている経済産業省の検討会が最終会合を開き、報告書をまとめた。中小企業が削減したCO2を「国内クレジット」として資金や技術を提供した大企業が、自主行動計画の目標達成のために活用する制度の創出を目指す。
150kW級SOFCで国内最大出力を達成
 Jパワー(電源開発)は、今年1月から技術開発センター・茅ヶ崎研究所で試運転を行ってきた「常圧150kW級SOFC(固体酸化物型燃料電池)システム」において、11月に国内最大出力(DC発電端)となる100kW超での運転に成功した。
三井造船がバイオエタノール発酵技術を取得
 三井造船は、スウェーデン・ケマトア社が保有する稲などを原料としたエタノール連続発酵プロセスの、日本国内における独占ライセンス契約を締結した。エタノール製造工程で発生する発酵残さ廃液処理を不要とすることが最大の特徴。


2007年12月7日(金)

低炭素社会づくりに向け論点整理
 中央環境審議会・地球環境部会は会合で、低炭素社会づくりに向けた取り組みについて論点整理を行った。社会のあらゆるセクターで温室効果ガスの最小化を目指すことや、豊かさを実感できる簡素な暮らしへの指向、自然との共生を掲げ、実現のための戦略について具体策を検討することにした。


2007年12月9日(日)

富士電機グループ、太陽電池シンポ開く
 富士電機グループは、東京・有楽町の東京国際フォーラムで「太陽電池の未来」と題したシンポジウムを開いた。講演のほか、研究作品コンテストの表彰式も行われた。


2007年12月10日(月)

有機ハイドライド利用技術で講演会
 有機ハイドライド利用システム研究会(会長・柏木孝夫東京工業大学統合研究院教授)は、東京・麹町の弘済会館で特別講演会を開催、有機ハイドライドの最新利用技術について講演が行われた。


2007年12月11日(火)

カネカが太陽電池増産へ
 カネカは薄膜系太陽電池を生産する100%子会社、カネカソーラーテック(兵庫県豊岡市)の生産能力を、10年稼働を目標に年産13万kWに引き上げる。投資額は約100億円。


2007年12月12日(水)

東北電力風力募集に66万kW
 東北電力は、07年度の風力発電系統連系募集に55件(出力合計約66万kW)の応募があったと発表した。大規模風力(出力2千kW以上)が24件・出力合計約61万kW、中規模風力(出力20kW以上2千kW未満)は31件・同約5万kWだった。
リチウムエナジージャパン設立
 ジーエス・ユアサ、三菱商事、三菱自動車工業の3社は、大容量リチウムイオン電池の製造・販売を手がける合弁会社「リチウムエナジージャパン」を設立した。電気自動車や産業分野向けに09年度から年20万個の生産を目指す。
東京ガス、バイオ回収システム試験に着手
 東京ガスは、生ゴミからバイオエタノールとバイオガスを同時に回収する実証試験に、国内で初めて取り組む。より高効率で高付加価値のバイオ回収システムを構築するのが狙い。東京都江東区、東京都環境整備公社と共同で08年2月から開始する。
省エネ法の改正で報告書
 地球温暖化問題の進展からCO2削減対策を進めるため、省エネ法の改正を視野に検討を進めている総合資源エネルギー調査会の省エネルギー部会が報告書をまとめた。省エネ義務を企業単位で行うことや、セクター別ベンチマーク制度などの導入を提言している。
 

        2007年12月13日(木)

灯油燃料1kWSOFC発電試験に着手
 ジャパンエナジーは、灯油燃料の1kW級固体酸化物型燃料電池(SOFC)プロト機の発電試験を開始したと発表した。07年度末まで実用化に向けた性能評価を進めていく。セルスタックは日本ガイシ製。
エコプロダクツ展に過去最高16万5千人
 東京・有明の東京ビッグサイトで環境総合展「エコプロダクツ07」が開催され、過去最高の16万5千人を集めた。「ダイエットCO2」をキーワードに多彩な企画が目立ち、子どもや企業関係者まで大勢の参加者でにぎわった。
燃料電池タウン実証試験を開始
 積水ハウス、日本総合研究所、合同会社ウェブパワーサービスの3社は、08年11月から積水ハウスの分譲地「コモンライフ古河」(茨城県古河市)において、街単位で電気や熱の融通ができる「燃料電池タウン」の実現を目指した実証試験を開始した。
JFS、CO2削減サービス追加
 東京電力と三菱商事が共同で設立したESCO事業会社の日本ファシリティ・ソリューション(JFS)は、ESCOサービスにCO2削減補償を加えたサービス事業を新たに追加した。
       

2007年12月14日(金)

電力小売り自由化見送られる
   電気事業分科会は、家庭用なども含めた電力の小売り自由化制度について今回は見送り5年後をメドに再検討を行うこと、PPSなどの新規参入者に使い勝手の良い市場改革を図ること、卸電力市場でCDMクレジットを商品化することや、CO2排出ゼロの電力取引を試験的に始めることなどを内容とする報告書をまとめた。
     

2007年12月15日(土)

国内初のグリーンPPSを締結
 家電量販店のヤマダ電機とサミットエナジーは、通常の電力とグリーン電力証書を組み合わせた「グリーンPPS」による電力供給契約を、国内で初めて締結した。ヤマダ電機が関東地区の98店舗で使用する電力の一部、年間約360万kW時をグリーン電力でまかなう。これにより年間約2千トンのCO2削減効果が期待できる。
東北福祉大で直流給電システム運用開始
 NTTファシリティーズは宮城県仙台市の東北福祉大学において、データセンター用高電圧直流給電システムの運用試験を開始した。サーバーへ直流電力を直接供給すれば、変換ロスが無くなり効率が向上、消費電力を削減することができる。


2007年12月17日(月)


東邦ガスがバイオガスエンジン実証開始
 東邦ガスは、下水汚泥などから発生するバイオガスを燃料とする小型ガスエンジンコージェネシステムを開発、愛知県知多市南部浄化センターで実証試験を開始した。今後1年間、発電性能や耐久性を評価するとともに、バイオガスと都市ガスの最適な混焼制御技術などを確立していく。
きんでんら、風力発電タワー塗装ロボット開発
 きんでんは高菱エンジニアリング(兵庫県高砂市)と共同で、風力発電設備タワー外壁の塗装リニューアルを行う自走式ロボットを開発した。
コスモとUAE政府系機関、太陽熱開発で提携
 コスモ石油とアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ政府系機関、MASDAR―ADFECは共同で、東京工業大学と集光太陽熱発電技術開発のための共同開発契約を締結した。コスモとMASDARがそれぞれ折半出資し、08年中に100kWの実証プラントを建設する予定。


2007年12月19日(水)


ヤンマーがバイオマスMGTを販売へ
 ヤンマーエネルギーシステムは、25kW級バイオガスマイクロコージェネの販売を本格化させる。同社は都市ガスやLPガスを燃料とするマイクロコージェネをバイオガス仕様に改造、昨年から畜産施設などで試験運転を行っていた。12年度には年間1千台の販売を目指す。


2007年12月20日(木)

Fエスコ、木質バイオ燃料収集子会社設立へ
 ファーストエスコは、同社が保有する木質バイオマス発電所向けに燃料収集を行う子会社を、1月中に設立することを決めた。木質チップ調達を専門に手がける子会社を通じて発電所の安定操業を図る。


2007年12月21日(金)

京都議定書目達計画の報告案まとまる
 京都議定書目標達成計画を共同で見直し作業を行っている中央環境審議会と産業構造審議会の合同会合が報告案をまとめた。現行の取り組みだけでは約2千万〜3400万トンのCO2削減量が未達となる見通しで、エネルギー起源のCO2削減を進めることなどを追加対策として提案している。


2007年12月25日(火)

原弘産、中国と韓国から風力発電機受注
 原弘産は中国から25基(総容量5万kW)、韓国から2基(同4千kW)の風力発電機を受注したと発表した。08年10月までに納入する。